ようやくマスコミ報道

さて、「ネット右翼」ならすでに常識の話なんですが、マスコミでは初めて取り上げられたのではないかと思います。
扶桑社教科書の不採択運動 中核派、深く関与」
http://www.sankei.co.jp/news/051227/sha024.htm

新しい歴史教科書をつくる会のメンバーらが執筆した扶桑社の中学歴史・公民教科書の不採択運動で、過激派の中核派市民運動を偽装して深く関与していたことが、警察庁公安調査庁がそれぞれ公表した今年の「治安の回顧と展望」「内外情勢の回顧と展望」で分かった。

この辺のお話は、mumurさんの「【毎日新聞社会部 中村一成記者の捏造記事を暴き続ける】mumurブログ」がお詳しいので、ご紹介しておきましょう。
中核派に特攻してきました」
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50002309.html
その他、中核派関連多数ありますので、ご覧下さい(って言わなくても、mumurさんの方が圧倒的に大手か)。
さて、この不採択運動を「市民運動」と賛美していたのは、他ならぬ朝日新聞でした。その朝日新聞の社会面を見てみましょう。
http://www.asahi.com/national/list.html?t
まあ、当たり前のことですが、掲載していません。産経の記事を見ればわかりますが、これは警察庁公安調査庁が公表した文書に記載されたもので、産経のスクープでも何でもありません。朝日にも警察付きの記者がいるはずですから、間違いなくこの事実は知っているはず。しかし、朝日はこれを報道していない。
確かに取捨選択の権利は、報道機関にもあります。それは認める。しかし、中核派ってどんな連中なのかを考えると、報道すべきだと、私は思う。
Wikiより「革命的共産主義者同盟全国委員会
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%A0%B8%E6%B4%BE

革命的共産主義者同盟全国委員会(かくめいてききょうさんしゅぎしゃどうめいぜんこくいいんかい)とは、日本の新左翼革共同系)の過激派である。通称中核派内ゲバ殺人などの反社会的な暴力活動で、これまでに約50人を殺害、数千人を負傷させたほか、自民党本部火炎車放火事件(1984年)などのテロ活動によって知られており、警察は「極左暴力集団」と呼称している。

こんな暴力集団が市民運動を偽装していた、なんてことは、本気で市民運動をやっている人にとって危害以外の何でもない。市民派を自称し、市民運動を熱烈に賛美する朝日新聞としては、これは報道すべきなんじゃないですかね。それとも、朝日新聞中核派を支援でもしてるのかな?