トルコとの友好 報じた新聞社あり

産経の本日付朝刊にも記事になっていましたが、毎日も記事にしていたようです。iwaさんの「岩日誌」経由で。
「■[社会][報道] 小泉首相トルコ航空元機長に謝意 イ・イ戦争で邦人救出 [毎日]」
http://d.hatena.ne.jp/iwamototuka/20060112#p5

トルコ訪問中の小泉純一郎首相は12日午前(日本時間同日午後)、イラン・イラク戦争の際にテヘランに取り残された邦人約250人を特別機で救出したトルコ航空の元機長、アリ・オズデミルさん(75)とイスタンブール市内で会い「20年前の救出劇をテレビで見て感動した。あなたが引き受けてくれなければ救出できなかった」と感謝の意を伝えた。
1985年3月、イラン・イラク戦争イラク軍がテヘラン空爆を開始、在留の外国人が脱出のために空港に押し寄せたが、日本の航空会社は現地に就航していなかったため、邦人が孤立。トルコ政府が救出のために急きょ特別機を派遣し、オズデミルさんが機長を務めた。

この邦人救出に尽力したトルコ当局の人は「エルトゥールル号の恩返しをさせていただきましょう」と言ったそうです。 こんなに有り難い話はありません。

毎日の記事では、iwaさんのコメント部分が足りません。産経では、きちんと書かれていましたよ。他紙はどうなんでしょうか。
1.13 17:45追記↓
産経新聞朝刊5面記載の記事紹介します。
「日本人救出の元機長 首相感謝を伝える」

イスタンブール=高木桂一】トルコ訪問中の小泉純一郎首相は十二日午前(日本時間同日午後)、イスタンブール市内のホテルで、イラン・イラク戦争の最中の一九八五年三月に、テヘランに取り残された日本人二百十六人を救出したトルコ航空のオズデミル元機長(七五)を会い、感謝の意向を伝えた。
面談は小泉首相の強い要望で実現した。首相は「放談が飛び交う中、邦人を救出していただき、日本人はみな感動した。あなたがこの任務を引き受けなかったら、救出できなかった」と頭を下げた。元機長は「邦人救出は私の任務だった。自分はその後、日本への直行便の機長を務めた」と応じた。
トルコでは昨年、NHKの「プロジェクトX」で二年前に放送された日本人救出劇を描いた番組が、トルコ語で流された。その際には「多くの日本国民から、在アンカラ日本大使館などを通じて感激のメッセージが届けられた」(外務省筋)という。
当時のトルコ側の対日支援は明治時代から続く両国の友好を象徴しているが、実は日本への「恩返し」の意味もあった。オスマン・トルコ帝国のアブドル・ハミト二世は一八九〇(明治二十三)年、明治天皇への特派使節としてオスマン提督を日本に派遣した。しかし、使節団六百五十人を乗せたトルコ軍艦「エルトゥールル号」は、帰路に暴風に見舞われ、紀州・串本沖(和歌山県)で沈没してしまう。このとき日本側の手厚い救護で六十九人が救出され、日本の巡洋艦でトルコに送還されたのだった。
この友好を象徴する出来事はトルコの小学校の歴史教科書にも書かれており、「トルコ国民は日本への恩を忘れない」(トルコ政府関係者)という。

何で、捏造した反日内容の歴史教科書で国民を教育している隣国とわざわざ仲良くしなくちゃならんのかw。