この二人が揃ったってことは

女系容認論は、特定アジアの望みだということでしょうかね。本日の産経新聞朝刊・2面より。
「山崎・加藤氏は女系容認を支持 皇室典範改正」

自民党山崎拓元副総理と加藤紘一元幹事長は四日、山形県最上町で講演し、小泉純一郎首相が目指す女系天皇容認の皇室典範改正を支持する考えを表明した。
山崎氏は「神武天皇以来の男系の歴史と伝統を守れという意見があるが、現実的にはおそろしく難しい。天皇制を守る方が大事で、現実に可能な皇室典範改正案を本国会で成立させた方がいい。首相がぶれていないのを評価する」とのべ、今国会での典範改正を実現すべきだとの考えを示した。
加藤氏は「女系でも血はつながっていると大切に考え、皇室制度を守りたい。急がずまとめていけば、首相案に落ち着く」と指摘した。

加藤氏は「A級戦犯合祀の靖国神社に首相が参拝してはいけない」という、シナ共産党政府の公式見解をそのまましゃべる人です。また、山崎氏は「国立戦没者慰霊施設建設」という国立宗教の立ち上げに躍起になっておられます。この二人が揃ったってことは、女系容認論の背景に何があるのか、と考えざるを得ません。いや、特定アジアの陰謀という意味じゃありません。
この二人は、ただ単に「ポスト小泉」を狙っているだけのこと。安倍、麻生、谷垣の3人が典範改正に慎重になっている今、メディアで「後継候補」とされた4人中3人が「慎重派」となった。ここで「改正派」を名乗ることで、ポスト小泉レースに参戦してやろうという魂胆でしょう。
日本人の「心」を政争にするという点では、「反靖国」「国立宗教立ち上げ」と同じ列。ある意味、わかりやすい。