キリストを侮辱したらやっぱり怒るんでしょ?

表現の自由だとか、言論の自由だとか、そういうラインを超えているんじゃないんですかね。
レバノンでも領事館放火 風刺画抗議、過激化し拡大」
http://www.sankei.co.jp/news/060205/kok062.htm

レバノンの首都ベイルートからの報道によると、5日、デンマークなど欧州各地の新聞がイスラム教の預言者ムハンマドの風刺漫画を掲載したことに抗議するデモ隊がベイルートデンマーク領事館が入居する建物に放火した。デモ隊の1人が火に巻かれ、建物から飛び降りて死亡、治安当局との衝突などで少なくとも約30人が負傷した。
4日には隣国シリアで、風刺漫画の掲載に抗議するデモ隊がデンマークノルウェーの大使館に放火。イスラム諸国では風刺漫画への反発が過激化して拡大しており、同種の事件が続く恐れもある。

書けばこうなることがわかってやっているわけで、これはあまりにひどいのではないかと思います。日本だって、靖国参拝を特亜から言われて気分が悪いでしょう。イスラム教徒によって、ムハンマドの悪口を、しかも異教徒から書かれれば、どれほど気分が悪くなるか、容易に予想がつくはずです。
欧州のメディアも、日本のメディアと同じくらい、あるいはそれ以下のレベルではないかと思います。
まず、この欧州メディアの卑怯なところは、イスラム教では偶像崇拝が禁じられているから、イスラム教徒の方が同じ手法(風刺漫画)で反論することができないという点です。そもそも人物を「絵」や「像」にすることを固く戒めてる宗教を信仰している人々です。ましてや、異教徒の「教祖」などを絵に描けるわけがない。それを知っていて、恐らくこの風刺漫画を書いたのでしょう。卑怯極まりないと思います。
表現の自由言論の自由は、同じことを自分にされた場合、それを受け入れられるか否か、という点をよく考えるべきです。この風刺漫画の作者や掲載したメディアの連中に言いたい。仏教徒がキリストを侮辱する絵を描いたら、怒るでしょう? それどころか同じキリスト教徒が描いた映画の中のキリスト描写にすら、怒ってるでしょうが。
ここは素直に、欧州側が謝罪すべきです。