昨日の続報

「ぼやきくっくり」さん情報の続報です。昨日紹介したエントリのコメント欄に、ハイド氏の「黒幕」の正体についての情報がありましたので、紹介いたします。
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid47.html#comments

「ハイド議員のブレーン」はデニス・ハルピン氏です。
中国で4年韓国で11年暮らし奥さんは釜山生まれの韓国人です。
中央日報 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=63706&servcode=200§code=200
の意見欄に紹介されています。
英文でよければこちらをご覧下さい。
http://www.icasinc.org/bios/halpin.html
(改行は、引用者が改変)

なるほどね。googleで検索してみても、いろいろ情報が出てきました。シナ共産党政府、南朝鮮政府への批判も大変多く、拉致問題などにも強硬な意見を述べている人のようです。それを抱き込んでみると、「日本の立場を理解している人まで、靖国参拝に反対している」と見られなくもありません。
でもね、もうちょっと考えてみると、何のことはない「反共主義者」であり「米国至上主義者」なんでしょう。シナ共産党政府や北朝鮮への批判と、ノ政権の南朝鮮への批判は反共主義として同列なんですね。で、日本への批判は、戦争に負けた国が世界の中核(つまり国連安保理常任理事国)入りすることは、米国至上主義として認められないということでしょう。
まあ、実は靖国問題も、シナ共産党政府や南朝鮮と同じように、アメリカにだって害のない話なんですね。日本政府にアメリカ国債を売り飛ばされたら、それこそアメリカだって困るでしょう。無論、その逆をされたら日本だって困りますが、そんなことをしたら、それこそ世界恐慌です。世界1位と2位の経済力を持つ国がバタバタするんですからね。それなら、靖国参拝を言っておくと害がない、とちょっと思考回路の短いアメリカ人なら、そう思うでしょうね。
でもね、それ、本当に政権の中枢にある(あるいはあろうとする)人たちは、口が裂けても言わないと思いますよ。
というのは、アメリカってのは何がともあれ「自由」の国ですからね。いわば「自由」を世界に押し売りすることで成り立っている国がですよ、他の国がすでに持っている「自由」を認めないなんて言えるわけありませんから。
しかし、ちと妙なのは、靖国参拝反対を掲げる産経新聞以外の全国紙は、このニュースを扱っていないということなんですね。そういや、朝日は以前、ブッシュ大統領の会見を曲解したり、最近はケント・カルダー氏のインタビューを「誤訳」して、本人から抗議を受けたりしてますから。そういう意味では、この朝日の「スクープ」はいささか怪しい気がしないでもありません。
この件、もう少し様子を追いかけてみたいと思います。
カルダー氏のインタビューの「誤訳」については、「パンダとそらまめ」さんの次のエントリより。
「Publication Biasと新聞記事 〜その1:決め打ち型」
http://blog.goo.ne.jp/yh470/e/3d5974382a6df1b63351fffd12ca06e6