アナンさん、よくわかったでしょ

「首相がアナン氏と会談で「日韓関係は最良」」
http://www.sankei.co.jp/news/060517/sei137.htm

アナン氏は首相との会談に先立って公明党の神崎武法代表と会談し、日本が第２次世界大戦の敗戦国、ドイツと同じように反省や遺憾の意を表明すれば関係改善ができるとの考えを示した。日本は国連平和維持活動（ＰＫＯ）や分担金で国連に対して大きな貢献をしており、一連の発言が事務総長として的確なものなのかをめぐって論議を呼びそうだ。

おいおい、公明党、何を言ってやがる。昨日のエントリで紹介した関西経済同友会の提言をよく読め。天皇陛下、日本の首脳、要人が過去に行った公式な謝罪について、まとめられとるわ。ドイツと同じようにってさ、ドイツはユダヤ人虐殺に対するナチスの行動について、それを許さない、と言っただけで、自分たちもナチの被害者だと言ってるんですよ。日本はどこかの民族を虐殺しようとしたことはないので、「ドイツと同じように」は反省も遺憾の意も示せないんですけど。治安維持法の摘発対象だった共産党（治安維持法は根本的に武装テロ集団の当時の共産党を摘発することを目的にした法）が、「共産主義者」という「民族」の撲滅を図ったではないか、というのなら、ジョークとしては多少面白いけどね。

一方、麻生太郎外相はアナン氏との会談で、竹島問題について「領土問題であり、歴史問題ではない」と指摘し、韓国が昭和２５年から不法占拠していると説明した。

んで、南朝鮮ではノムたんに竹島で日本ともめてるよって教えられてたはずです。ここはいっちょ、国際連合事務総長として、南朝鮮にも国際司法裁判所で解決するよう仲介して下さいな。それこそ、国際平和構築機関の長ができる仕事だと思います。