メルケルさんも批判するとよろしいと思うよ

シナ共産党政府に正面切って文句を言ったメルケルさんを、マスコミはもっと批判するといいと思います。ドイツの首相がシナ批判をするのはよくて、日本の首相がシナ批判するのはあかん、という理由はどういうことでしょうか。
「イラン制裁に合意せず メルケル独首相が中国指導者と会談」
http://www.sankei.co.jp/news/060522/kok111.htm

メルケル首相の訪中は昨年11月の就任後初。首相は会見で、イランの核開発阻止には「圧力」が必要だと強調。制裁に消極的な中国に翻意を促したことを示唆したが、中国と合意に達したかについては言及しなかった。中国側はロシアとともに制裁に反対する立場を堅持したといえる。
中国市場を重視し、「中国に甘い」と評されたシュレーダー前首相と違い、メルケル首相は中国の人権抑圧、知的財産権侵害や人民元問題でも注文を付けた。しかし中国側の態度は硬く、「今後も協議を続けるほかない」と述べた。
また、天安門事件以来続く欧州連合(EU)の対中武器禁輸問題についても、メルケル首相は「人権問題と切り離せない」と述べ、解除は時期尚早との考えを示した。

ちなみに、各紙の扱い方が面白い。最近、左にハンドルを切りまくっている読売は、こんな記事。
「中独が関係強化で一致、首脳会談で19合意文書に調印」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060522id21.htm

ドイツのメルケル首相は21日夜、首相として初めて中国を訪問し、22日、北京で胡錦濤国家主席温家宝首相とそれぞれ会談した。
中国側報道によると、双方は、重要な国際問題などでの両国間の協力と対話を強めていくことで一致した。
胡主席はこの中で、「ドイツが国連などでさらに大きな役割を発揮することを支持する」と述べ、両国間の協力関係を全面的に推進していきたいとした。メルケル首相も、戦略協力関係を発展させると強調した。同日、中独双方は、高速鉄道知的財産権保護、エネルギー分野などでの協力を定めた19合意文書に調印した。

全然、産経の記事よりも情報が足りませんね。
日経はもうちょっと踏み込んではいるのですが、
「独首相、訪中・経済の連携強化」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060523AT2M2201322052006.html

訪中しているドイツのメルケル首相は22日、中国の胡錦濤国家主席温家宝首相と北京で相次いで会談し、リニアモーターカーを含む鉄道分野など19件の協力合意書に署名、経済面での連携強化で合意した。一方、人権や知的財産権侵害問題では中国に厳しい改善要求を突きつけたとみられる。

肝心のイラン制裁問題をごっそり落としています。どういうこっちゃ。ちなみに、朝日と毎日の記事は、googleのニュース検索では出てきません。どういうこっちゃ。
シナ共産党政府のご機嫌伺いに必死な産経新聞以外の新聞社にとっては、シナ共産党政府に都合の悪いことは報道できないんですかね。だって、メルケルさんはシュレーダーさんと大きく対シナ政策を変更してるんですよ。ここが一番のニュースのツボなんじゃないんですかね。こうやって比較すれば、「シナコード」の存在なんて一目瞭然ですね。