日米首脳会談については

特段、申し上げることなし。次期首相に提言するとすれば、対米だけでなく対英の同盟を模索する道を考えて欲しいと思います。例えば、英連邦へのオブザーバー参加(確か以前、産経新聞の「正論」で慶応大の阿川教授が提唱されていた記憶あり)とかね。現在は、米国を中心にして、日英がやじろべえの錘みたいな格好になってるけど、これを出来るだけ正三角形に近いモノにする方法を模索してもらいたい。
では、引用記事としては、やはり古森レポートでしょうね。気になった部分を抜粋して引用します。
「安保、異端から「普通の国」に」
http://www.sankei.co.jp/news/morning/30iti002.htm

米国の歴代政権でも現ブッシュ政権は日本が自国の安全保障や対外的な姿勢という面で「普通の国」になることへの期待を初めて明確にした。
戦後の日本は憲法第9条の下、自国の防衛にも制約を課し、自国領土外では自国民の生命や自国の利益、安全を守るためでも戦闘にはかかわれないという徹底したパシフィズム(無抵抗平和主義)の枠組み内に自らを置いてきた。自国の安全も含む国際的な安全保障のた゜にさえ、他国と防衛行動をともにする集団的自衛権は行使できないという点でも日本は全世界で類例のない「異端の国家」「ハンディキャップ国家」となってきた。
米国の歴代政権も戦後、日本が安保面での自縛を保ち、同盟国の米国に依存しきることを奨励する政策をとってきた。90年代の民主党クリントン政権も日本の憲法改正集団的自衛権の禁止解除には難色を示し、「普通の国・日本」には反対の立場を示してきた。

さて、クリントン政権は何故、日本が「普通の国」になることに反対だったのでしょうか?
クリントンは平和主義者だったから? イラク攻撃のブッシュさんは批判の槍玉に上がりますが、クリントンさんだってコソボ紛争ソマリア内戦に介入してるんですよね。あと、アフガンとスーダンにもミサイル攻撃してるんですよ。あんまりブッシュさんとやってることは変わりませんが。
実は、クリントンは徹底的に英国への劣等感を持った人物で、その裏返しを有色人種に向けた人という一面を持ちます。拙日記では、マハティール氏が提唱した東アジア経済会議を河野洋平を使って潰した、という高山正之氏のコラムを紹介したことがありますが、今回は「週刊アカシックレコード」の記事を引用します。
フリーメイソンの世界」
http://www.akashic-record.com/y2002/fmason.html#01

逆に、建国の理念に反する非主流派(ユダヤ機関、ロスチャイルド家など米国の建国を妨害しようとした英植民地主義者の手先、南北戦争の際の南軍、米民主党などの「負け惜しみ連合」)が権力を握るには、建国以来の国家構造にさからって相当な無理をする必要があるので、彼ら(自称リベラル派)が権力を握ると、米国の政治経済はかなり歪んだものになる(その典型が93〜00年のクリントン政権時代だ。クリントンは学生時代、貧しい米国人子女を英国の名門貴族の家庭にホームステイ留学させ、血筋と伝統への劣等感を徹底的に植え付けてから帰国させるためのシステム「ローズ奨学金」のお陰で英国に留学しており、一生涯、英国貴族に頭が上がらないのだ)。

これが、サヨクの方々が愛して止まない、ビル・クリントン氏の一正体。全然、平和主義者じゃありません。
ま、日本にとっては共和党政権の方が歴史的に見ても望ましいですよね。1933〜1953年までの米国大統領は民主党政権でした。ええ、日本があの泥沼の戦争に苦しみ、占領されていた期間です。ちなみに、日露戦争の講和を仲介した、セオドア・ルーズベルト大統領は、同じルーズベルトでも共和党です。
ま、これ以上は何も言うまいw。