公明党は日本国憲法第20条を無視します

そういう宣言だと、私は解釈します。
「「千鳥ケ淵拡充で国立追悼施設に」 公明代表」
http://www.sankei.co.jp/news/060703/sei100.htm

公明党神崎武法代表は3日、福岡市内で講演し、小泉純一郎首相が指示した東京都千代田区千鳥ケ淵戦没者墓苑の拡充案について「(首相が)国立追悼施設として位置付けるなら、靖国神社参拝問題が一歩前進すると考える。首相は考えを明確にしてほしい」と述べ、追悼施設建設に前向きに取り組むよう求めた。
麻生太郎外相や古賀誠自民党元幹事長が靖国神社の宗教法人格見直しを主張していることには「特殊法人になっても靖国神社が伝統的な祭祀(さいし)を行う限り、宗教団体と変わらず、問題の解決にならない。首相が参拝をやめるか、追悼施設を造るかの(どちらかが)問題解決の道だ」と否定的な見解を示した。

靖国信仰者の首相に参拝中止を要求してますね。憲法20条に抵触します。私は、創価学会は好きませんが、それでもイカンザキに創価学会への信仰を止めろ、とは言いません。その代わり、イカンザキが創価学会の信者である限り、その言論は大きく割り引いて判断しますがね。それが、個人の信教の自由がもたらす政治的な結果です。
また、追悼施設を造るのは、国立宗教の建立であり、これまた憲法20条に抵触します。寡聞にも、私は公明党憲法20条の改正を要求する、あるいはマニフェストに書いているとは知りませんが。
で、護憲派を気取るマスコミ、政党は、このイカンザキの発言をもっと糾弾しなさい。憲法20条は、信教の自由という、現代社会で最も重要な、人権の基本中の基本について書いてある条文じゃないですか。これを堂々と無視する政党を糾弾せずに、放置するのは、「護憲派」の看板が泣きます。
その点では、小泉首相の言い分が、憲法上100%正しい。
靖国「参拝容認するのが普通」 小泉首相が改めて強調」
http://www.sankei.co.jp/news/060704/sei103.htm

小泉純一郎首相は4日、首相の靖国神社参拝を理由に首脳会談を拒否している中国の胡錦濤国家主席が、民主党小沢一郎代表らと会談したことに関連し「参拝は自由だ」と強調、「もともと(参拝を)容認するのが普通だ」と、重ねて中国側の対応を批判した。官邸で記者団の質問に答えた。
中国側が首相の歴史認識を問題視するのに、信教の自由を持ち出して反論。与党内にも根強い対中外交の行き詰まりへの批判をかわす考えだ。
安倍晋三官房長官は同日午前の記者会見で、靖国問題に関し「信仰の自由、良心の自由が侵されてはならないというのは、日本国民の一致した考えではないか」と中国側をけん制した。

最初からこう言っておけばよかったというのもありますがね。
ま、シナ共産党政府の言うなりに、靖国神社から「A級戦犯」を除外し、さらに国立宗教である国立追悼施設を作るようなことがあったら、私は即刻、次の行動を取ります。
1)自宅に神棚を設け、毎朝、「A級戦犯」も含めた、明治以降、日本のために戦争で亡くなった方々にお神酒を捧げます。
2)国立追悼施設の建立は、憲法20条違反であるので、裁判所に信教の自由を侵害されたとして、訴えます。私の払った税金が無駄に使われたことに対する損害賠償を請求します。
これは、私の信教の自由を守るために必要な行動ですからね。