震災から12年

阪神大震災から12年です。今、自分が生きていることに感謝したいと思います。今でも、震災当日に、みんなが助け合い、励まし合い、海外で見られるような暴動、略奪などがほとんど起きなかったことを誇りに思います。司馬遼太郎さんは、当時、産経新聞に連載していた「風塵抄」で神戸の人たちのことを「えらかった」と書いておられます。日本人としては当たり前のことができなくなってきている、と言われる昨今、阪神大震災をこういう面から見直すことがあってもいいのではないかと思います。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。