竹島の話から思うこと

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竹島というのは、明らかに日本固有の領土である。南朝鮮がどういう了見なのかはよく知らないが、この竹島は自分の領土であると言っている。古来、日本は大陸の国から「東夷」と呼ばれ、人でなしの扱いを受けていたのだが、今では人でなしである我々の方が、モノの道理がわかっているような気がする。それとも、今の世界は、人でなしの道理が通るということなのか。
よく考えれば、西洋人のことを、日本人ですら、南蛮、紅毛と呼んだ時期がある。今、南蛮と紅毛が支配階層を形成するアメリカ合衆国が、さらに世界を牛耳っていることを考えると、確かに古典的な東洋的価値観から見れば、野蛮人の世界である、ということなのかも知れぬ。そういう意味では、南北朝鮮や中華大帝国は、世界遺産に登録してもよいのかも知れない。
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その南朝鮮では、大統領与党から相次いで離脱者が出ているそうである。先日の産経新聞はそう伝えた。無理もない気がする。私は南朝鮮には行ったこともないし、行きたくもないから、よくわからないのだが、あの大統領を抱えていては、さぞかし大変であろうと思う。日本では無能の総理というのは数が多いが、それでもどちらかといえば、人畜無害、という意味での無能であって、唯一、有害であった総理大臣は、村山富市くらいであろう。
しかし、義理人情に厚い、と自称する国民にしては、南朝鮮の与党各位も冷たいものである。日本では、無能と呼ばれた森首相も、今の南朝鮮の大統領よろしく低支持率であった。しかし、与党の議員は、それなりに義理は果たした。義理を果たさなかった、加藤某は要路をはずれ、今はぼやくのみの存在となった。そのときに義理を果たした男は、総理大臣となった。小泉を評価するときに、この「義理」を果たしたことを、割合皆、見逃しているように思う。それは余談である。
これで、ノムヒョン大統領の再選どころか出馬自体もないであろうが、少々残念でもある。笑韓の私としてみれば、ノムヒョン大統領が表舞台から去るのは甚だ寂しいからである。
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その片割れの北朝鮮は、相変わらずご無体を仰っている。核兵器を放棄するから、援助よこせ、金融制裁を解除しろ、と要求しているらしい。アメリカとしては、援助はともかく、金融制裁は解除すまい。というのは、金融制裁とは、要するに偽ドル対策なのである。自国の通貨を他国に偽造されて怒らない国があるか。まして、ドルは世界通貨である。麻薬だの、マネーロンダリングだの言っているが、それは表向きの理由である。アメリカが世界を支配する源泉であるドルを、北朝鮮が刷るとは何事か、ということだけである。
しかし、言い分は、日本語で言うところの「ヤクザ」そのものである。ここまでそのものであると、日本のヤクザ映画を将軍様が相当ご覧になっているとしか思えない。もう一つの可能性は、「ヤクザ」稼業の方々が、実は半島の方々であるという可能性もあるが。ともかく、ご無体である。ここは、あれこれ交渉せずに、5カ国（実質は4カ国か）で「そんな、ご無体な〜」と言って、席を立ってしまってもいいように思う。
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しかし、ここで難しいのは拉致被害者の方々のことである。交渉する以上、何とかしなければならないとも思う。そこでどうすればいいか。北朝鮮がご無体を言うなら、日本もどんどんご無体を言うのである。それしかあるまい。しかも、それが特にシナ共産党政府の嫌がることにつながればいいのである。
「シナ経由で北朝鮮物産が流入しているらしいから、検査体制の甘いモノは、日本としては輸入しません。いや、悪いはシナ共産党政府ではないんですけど。でも、北朝鮮が無体をする上、どうも常識が通じないので、そこは多少誼のあるシナ共産党政府に何とかしてもらいたいわけですよ。でも、何とかしてもらえなければ、シナからの輸入品をいくらか制限しなくちゃダメなんですよ。あ、あと、北朝鮮は核兵器をお持ちらしいので、こちらとしては核兵器を飛ばすミサイルの基地を攻撃するための軍備が必要なんですよ。核兵器？　そんな物騒なものは、北朝鮮の国民の皆様を攻撃するつもりもないので、日本は不要なんでございますよ。ミサイルを打ち落としたり、発射させないためにも、ある程度の軍事力増強って必要なんですよ。わかりますよね？　昔、軍事力が弱くて、日本軍にやられちゃったわけじゃないですか、シナ大陸軍って。」
こういうご無体を一回言ってみることも、外交の一手であると思うが、どうだろう。