息が詰まりそうでした

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先ほど、タイガーのホールアウトを見終えました。
タイガーの敗因は、マスターズに続いて見当たりません。わずかな運だったと思います。タイガーの18番のティショットがフェアウェイにあれば、バーディの取れるところに持って来れたかも知れませんし。
また、2位のフューリックも17番のパーパットは入ってもおかしくなかった。
私たちのように見る側の人間は、どうしても最終日、最終ホールに近いところを記憶してしまいます。でも、18ホール、290前後のストロークを打つわけですから、同じような価値のある1打が、初日の前半にもあったかも知れません。終わりよければ、と言いますが、その終わりまでのプロセスが大事なんだな、と改めて思いました。ゴルフだけじゃなくてね。
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しかし、珍しく私の予想がいくつか当たって嬉しいんですよ。優勝スコアは+5と予測して的中。優勝争いはフューリックが絡んでくると予想して、2位タイ。優勝したカブレラも、特に欧州ツアーでは好成績を続けてる選手です。別にぽっと出で優勝したのではないんですよ。
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諸事情あって、終盤はゴルフネットワークではなくて、テレ朝の中継を見る羽目になったんですが、程度が低すぎ。選手が、特に優勝争いしてるタイガーやカブレラ、フューリックらがプレショットルーチン(アドレスに入るまでの動作)に入ったら、しゃべるなよ。「これを入れて奇跡を起こすか」とか、パットの瞬間まで言ってんじゃねーよ。アナウンサーや解説を聞くために中継を見てるんじゃないんだから。
その分、ゴルフネットワークは見事でした。実況は、薬師寺アナと土居アナ。解説は冨永浩プロと田中泰次郎プロ。どちらも見巧者として名の売れた人ですが、解説もでしゃばらず、必要な部分をコメントする見事なものでした。特に、今日の早朝4時くらいの冨永プロのコメントは見事でした。風向きを気にしているタイガーについて、「このコースではボールを止めるのにみんな苦労する。とにかく風であっても、ボールを止めてくれるものは何でも使いたい。タイガーは今、風の方向にぶつけて止めようとしてるんだ」と言ってましたね。これは一番面白かった。これが、青木や羽川になると「風が難しいですからねぇ]で終わりですからね。本人は、タイガーの意図も分かってるんだろうけど、解説できてない。
帰宅してから、最終日の終盤、ゴルフネットワークの再放送で復習しようっと。
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