週末雑感

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まず、ゴルフの話。
15日の土曜日、会社の互助会の内輪でゴルフコンペをやりました。事前にメンバーを知らされていなかったので、結構楽しみにしていたのですが、ふたを開けてみてビックリ。
3組9名という小さなコンペだったんですが、100を切ったことがあるメンバーは、私の他に一人だけ。本日初ラウンドが1名。前にラウンドしてから練習したことがないという人が5名という、ある意味で壮絶な状況でした。私の組には、初ラウンド者と去年の秋以来クラブ握ってません者と同伴でした。
前の2組も悲惨。私は3組目だったんですが、1番ティで正直、やる気を失う状況でした。いきなり、みんなOBにすら届かないチョロでスタート。次の組がティオフするまでに何と12分もかかる始末。しかも、次の組がティオフした後に、なぜかこちらに向けて戻ってくるプレーヤまで出てくるんですよ。どうも何打目か知らないけど、OBになっていたらしい。こういうところだけはルールに律儀なのもヘタクソにありがちなパターン。もうね、立ち眩みですよ。
で、2組目も全く同じ状況。我々がティオフできたのは、当初の予定時間の10分後。1組目は定刻にスタートしたんですけどね。
当然、後ろには別の組もいるわけで、結局、私の組は何ホールかはホールアウトせずにパスしました。初体験の方には「上手くないと周囲に迷惑掛けちゃうんで、仕方ないんです」と言っておきました。もう一人は、下手なりには事情が分かってる人で、私の処置には納得してくれてましたが。
とにかくね、ここで言っておきたい。ゴルフラウンドは、認定証がないとダメってことにしましょうよ。認定証を出すのは、練習場でいいと思うんですけど、とにかく108が切れるレベルじゃないとコースに出ちゃダメっていうルールにしましょうよ。今、ゴルフダイジェスト社からエッセイ集が出ている、故・夏坂健氏のコラムにも、「ハンディキャップは36までしかない。つまり、108以上叩く者にコースを歩く資格はない」という意味のことが書いてあります。これには、全く同意します。
しかも、誤球までするんです。自分が打ったボールのブランドすら覚えてない。1組前の人間が、どうもティショットを左に外したらしい。後ろの組の私も左のラフにはずしたんだけど、私は当然、前の組に打ち込めない距離であることを確認して打ってるから、私の球は彼らより後ろにあるんですよ。ところが、暫定球をプレーした後に、さらに後ろに下がって探して、あったのは私の球。それを堂々と打って、ホールアウト。普通ね、隣りのホールからの球で、しかも同じブランド・同じ番号の球を誤球するってことはないことはない。でもさ、同じホールで後ろの組の球を誤球するってどういうことなんですか。正直、この後、ゴルフする気力を失いました。何つーメンバーとオレはゴルフしてるんだと、自分で嫌になっちゃった。
ってことで、私自身のスコアはホールアウトしてないホールが6ホールくらいあるんで、正確にはわかりませんが、90は越えていると思います。他の二人のボール捜し、アドバイス、カートの運転、後続組への気遣いなんかで、疲れちゃいました。いつものゴルフ狂は、みな100切る実力はあるし、そもそも常軌を逸したところにボールを打たないし、だいたい自分が打ったボールの概ねの位置もわかってるから、相当なことがないと探しに行ったりしませんし、クラブ選択なんかをアドバイスすることもまずないし、カートの運転はカートに近い者がする。すんごい楽なんだってことがわかりましたよ。大事な仲間だってことを再認識いたしました。
まあ、技術的にはドライバーもアイアンも左に行っていて、前半はOB連発だったりしたんで、課題はあります。土曜日に練習したところ、アイアンは概ね修正できて来ましたが、ドライバーは左を恐れて右に抜けてしまってる。次回が10/5の職場の定例コンペなんで、ドライバーの調子が戻らなければ、アイアンで打って行かざるを得ないのかな、とも思っているところです。ちなみに、定例コンペは100人規模の大会で、コースは貸切。しかも、今回はいつものゴルフ狂と同じ組なので、ちょっと安心しています。
ただ、来年からパブ選に出たいと思っているので、もうちょっと練習の質を上げなくちゃならないところですね。
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この3連休、我が近江国では、日本スポーツマスターズという大会が行われていました。拙宅のある野洲市では、バドミントンが行われていまして、日曜日に1時間ほど観戦に行きました。私の妻が中学時代にバドミントンの選手でして、私もやるのも見るのもバドミントンは大好きなものでして。
マスターズ大会ってのは、いわゆるご年配の方々が出場される大会なんですが、いや、バドミントンの皆さん、俊敏なこと俊敏なこと。しかも、みんな上手だし、楽しそう。いや、上手だから楽しうんだろうな。スポーツってのは、私は「下手の横好き」ってのはないと思ってて、やっぱり上手くないと面白くない。私も、実は街のバドミントン教室に入ろうかなと思っているところなんですが、上手になりたいと思います。今はカミサンにもコテンパンにやられちゃうからね。ま、またゴルフの話になっちゃいますが、ゴルフってのは基本的に対戦相手がいないスポーツでしょ。下手するとオナニーみたいなスポーツに成り下がっちゃう。だから下手でもコースに来ちゃうんだろうな。対戦相手のある競技だと「下手の横好き」なんて言ってられませんもんね。
バドミントンつながりで言うと、こないだ男女ペアともに銅メダルと大健闘した世界選手権。CSで放送してるのを録画して見てます。んで、今、注目の「オグシオ」ですか、彼女たちを見ましたよ。
ええ、いいじゃんw。チュートリアルのかっこいい方は潮田玲子選手がお気に入りだとか報道されてましたが、私ゃ小椋久美子選手の方がいいですな。どっちにしても、合コンに来てたら、私ならちょっとテンション上がるw。まあ、そういうの別にしても、試合中はいい目してました。なんか、弱っちいのに(国内ですら大して強くもないのに)マスコミ受けだけはやたらと良い○尾なんとかっていう別競技の選手より、ずっと良い目してると思いましたけどね。
しかし、テレビで見てもバドミントンは面白いけど、生で見るとすごく面白かった。長男も興味持ったみたいで、やらせてみようかな。
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政治絡みの話だと、福田・麻生の一騎討ちのお話ですか。
正直、どうでもいいかなって思います。ただ、マスコミに媚びないという点では、麻生氏がよいと思います。福田氏の魅力は、マスコミ受けが良いというところくらいでしょ。さて、福田氏ヨイショを1年前にやっていた某A日新聞さん、明らかに派閥復活っぽい福田氏の出馬は、是なんですか、非なんですかね。今日とか昨日の社説には、その点が全くスルーなのはいいんでしょうかね。あえて突かないってことは、大嫌いな小泉サンの「派閥政治をぶっ壊した」という成果を認めてるってことでもあるんじゃないのかな、なんて意地悪く思ってるところです。
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最後にもう一個、ゴルフの話。
タイガーって何なの? 魔法使いなの? あんだけやれたらゴルフ楽しいだろうなと思います。今朝のツアー選手権、すごかったぁ。
あと、ANAオープンで優勝した篠崎選手、おめでとう! ツアーで1勝するってことだけでもすごいことですからね。しかし、日曜夕方のニュースとか、今朝の新聞とか、扱いが低いよなぁ・・・。マスコミは男子ゴルフ不人気って言うけど、自分たちで自分たちの取材対象を評価してないってのはどうなんだろう。
あ、そうそう、篠崎選手と今朝のツアー選手権でタイガーと同組だったカルカベッキア、どっちもいいオッサンで、ドスライス操るところが共通点でちょっと面白かったです。
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