週末雑感

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先ほど見たばかりですが、ヤッターマン、結構面白いわ。ドロンジョ様のお色気シーンが、初回から4連発ですか。これは期待が持てますな。何でも、実写版映画では深田恭子ドロンジョ役だそうで、これはこれで見逃せないw。毎週ビデオで録画しておこうっと。
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さて、年始の特番で録画していたんですが、時間がなくて見てなかった「ムンクを奪還せよ!『叫び』回収までの84日」を見ました。これは、去年の冬にすでに放送されていたものの再放送だったそうですが、私は初見でありました。
いや、これが想像以上に面白かった。囮捜査云々よりも、絵画盗難を専門に扱う捜査班がスコットランドヤードに存在するとか、美術品売買の裏になかなか迫った面白いドキュメンタリーだったと思いました。民放でもこういう番組、作れるんやん、と思いましたよ。ローマ1000年史もスタジオ部分がなかったら、素晴らしかったのにねぇ。
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それにしても、寒い。寒くて、買い物以外外にも出ないので、テレビはそれなりに見てましたが、ガックリしたのはラグビー大学選手権。
早稲田のディフェンスは評価できます。しかし、対抗戦で大勝した相手に、選手権ではスコア上も苦戦してますし、明らかに攻撃力は主力の怪我があるにせよ、新人選手だったSOを徹底的にマークされて大幅に力が落ちていたように思います。しかも、早稲田がこれまでやってきた「日本が世界に対して通用するためのラグビー」の一端が、全く見えなかったのが何より残念でした。
もともと、清宮氏が早稲田の監督に就任してから、「大学無敵の早稲田」と「社会人にも勝っちゃう早稲田」にはなったけれど、そのラグビーはそこまでのもので、大西鉄之佑氏が志向した世界に通用する日本ラグビーの原型を作る、という早稲田の伝統が途切れてしまった。中竹監督になってからも、そこへ回帰する感じが見られませんでした。ディフェンスの強化は良かったにしても、タックルは体格を生かしただけで相手を「く」の字に折り曲げるような低いタックルはなかった。また、攻撃については、ラックでゆっくり時間をかけ、最後は強力なFWでモールを押し込むというもの。攻撃に関しては、全く世界に通用しない。できれば、早稲田のような強力なFWを擁しても、かつての早稲田のようなラックからの早いボール出し、雨が降ってもグラウンドをワイドに使った広い展開を見せて欲しかった。
正直なところ、社会人のトップリーグの中継を見ていても思いますが、昨年秋のW杯の結果は、なるべくしてなったんだな、としか思えませんけどね。その点は、J Sportsラグビー解説陣にも不満がありますけどね。
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