90打ってしまいました

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昨日は休暇を取って、いつもの仲間とゴルフに行きました。場所は北六甲CC西コース。アマの競技を盛んに行っているということで、戦略性などを期待して行きました。
天候は前日までかなり強い雨。当日も午前中は小雨と生憎のコンディションでしたが、それでも午後は天候回復。晴れ間は見られませんでしたが、十分ゴルフを楽しめました。
フェアウェイは前日までの雨で、コースのほとんどがカジュアルウォータ状態。どこにドロップ、リプレースしても変わらない状況だったので、ホントに水溜りの中に入ってない限りは、そのままプレーしました。
が、もちろん、こういう難しいコンディションでは技術が必要になってくるわけでして、ドライバーとパター、そして最近、集中して取り組んでいるアプローチは好調だったにも関わらず、90を叩いてしまいました。まあ、雨や風など厳しい天候のときは、最初から3〜5打は多く叩く覚悟でラウンドする、というのはウォルター・ヘーゲンの言葉だったと思いますが、それにしても残念な結果でした。
原因は、フェアウェイから打つアイアンショット。ぬかるんだライからですから、わずかにダフってもいつもより距離のロスが多くなる。で、今度はそれを怖がって、薄めに入れなくちゃ、と思うとホントにトップしちゃう(ハーフトップでもないくらい)。やっぱり、練習場にある人工芝のマットから打っていると、ダフリ癖が抜けないものなんですね。練習方法を考えなくちゃ。
しかし、コースはホントに素晴らしかった。グリーンの水はけは良かったし、大きい傾斜がない分、微妙にアンジュレーションがあって面白いグリーンでした。また、ティショットは一見、ノープレッシャーで打てるんですが、レギュラーティからちょうど240〜260Yと我々の飛距離に相当する部分にハザードが置かれている。安全なルートを取ると、その分、距離が必要だったり、グリーンを狙うアングルが難しくなったりと、非常に楽しめる設計になっていたと思います。
またビジター優待日を利用してラウンドしたいと思います。今度は東コースかな?
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さて、石川遼選手が暫定首位だそうですが、
「ハニカミ王子は通算7アンダーで暫定首位に 男子ゴルフ第2日」
http://sankei.jp.msn.com/sports/golf/080418/glf0804181910010-n1.htm

男子ゴルフの国内ツアー開幕戦、東建ホームメイト・カップは18日、三重県の東建多度CC名古屋(パー71)で前日消化できなかった第1ラウンドの残りと第2ラウンドを行い、途中サスペンデッドとなったが、今大会がプロとしてツアー第1戦の石川遼は、トータル7アンダー135で暫定トップに躍り出た。

まあ、できるだけ早く優勝した方がいいと思います。素直に頑張れ、とは思いますが、上記URLにある写真が頂けない。
予選ラウンドの2日目に、しかも、バーディ決めたくらいでこんなでかいガッツポーズするほど、石川選手は下手じゃないでしょ。ここでバーディを取ったことが、そんなに自分でも驚きなのか、そんなに自分のレベルは低いと思ってるのか、と問いたい。さらには、石川選手のウェアを見てもらえれば分かると思いますが、雨がぱらついていて、グリーンもいつもより柔らかいはずなんですよ。ということは、そういう状況でこんな派手なアクションをしたら、その足元のグリーンの芝がどうなるのか、考えてないことは明白なんですよ。
日本の一般マスコミはおろか、ゴルフマスコミにもこういうことを考えている人がほとんどいない。週刊ゴルフダイジェスト誌で「あざみの教え」というルールとマナーに関するコラムを書いている、鈴木康之氏はそのコラムで、石川選手のプロ転向宣言直前に、以下のようなことを述べておられた。
「しばらくはアマチュアとしてプレーして欲しい。できればゴルフ場で働き、ゴルフがどういう人たちの努力によって営まれているかを、しっかり感じ取って欲しい」
しかし、このガッツポーズが示すのは、こういう意識が欠落しているという「恥」の部分だけです。これをあり難かるような人は、ただの「ゴルフ屋」で「ゴルファー」ではないと、私は思います。
しかし、石川くんの周囲に、こういうことを教える人がいなくても仕方がないと私は思います。だって、日本の昨年の賞金王が、平気でこんなことを言うんですからね。

(フェアウェーが)オールカジュアルウォーター状態では、いいプレーは見せられない。マスターズ帰りには、グリーンのタッチが難しい。

産経新聞 本日朝刊紙面より。谷口徹のコメント)
これで世界に勝てるわけがないわな。これが日本で一番強いとされる選手の一人からの発言なんだから。
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